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病院評価指標

令和4年度 淡海医療センター病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
  8. 医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 89 129 318 466 791 1,041 1,211 2,278 1,948 739
解説

【定義】

2022年度の当院退院患者数を10歳毎に集計し、90歳以上は一区分としています。歯科口腔外科や自費診療(労災、自賠責、分娩等)、回復期リハビリテーション病棟のみの退院患者さんは集計から除外されています。

【解説】

当院は滋賀県湖南医療圏にある420床を有する総合病院で、統計推定では2040年まで人口数が増加する全国でも限られた地域にあります。それ故産科、小児科を含め、90歳以上の超高齢者までの診療を行っています。若い人口増加もありますが高齢化の影響は大きく患者分布では60歳以上の入院が多く、全体の約70%を占めるようになりました。

 

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科別の診断群分類(疾患と治療内容(手術等)の組み合わせ)による退院患者さんの集計です。歯科口腔外科や自費診療(労災、自賠責、分娩等)、回復期リハビリテーション病棟のみの退院患者さんは集計から除外されています。患者数が10名未満の場合は、-表示としています。
各診療科の詳しい特色については、診療科・部門のページをご覧ください。

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消化器外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 88 4.52 4.59 0.00% 67.36
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 54 4.94 5.32 0.00% 42.30
060035xx97x1xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等21あり 44 30.16 32.20 4.55% 60.20
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 44 5.84 6.07 0.00% 63.25
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 7.97 6.93 0.00% 66.28
解説

ヘルニアや胆石症、急性炎症性疾患などの身近な疾患では地域の皆さまのニーズに応え、また腹膜播種などのがんの専門的な医療では全国の最先端を担う施設です。
当院では2007年12月から腹膜播種センターを設立し、結腸直腸癌などの腹膜播種を伴う各種疾患に対して、2023年7月までに2,800例を超える外科手術を行っています。当センターは積極的な外科手術とともに全身化学療法、腹水に対する治療などを含めた集学的治療を積極的に展開しています。

総合内科・総合診療科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 73 22.22 21.11 16.44% 87.21
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 54 15.17 13.61 12.96% 85.24
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 27 28.44 19.61 25.93% 84.85
100380xxxxxxxx 体液量減少症 26 15.54 11.15 30.77% 84.50
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 15 23.47 17.54 20.00% 90.73
解説

総合内科・総合診療科は、高齢者が多く、多臓器疾患・感染症・不明熱・免疫疾患などが対象です。

消化器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術

256

2.57 2.64 0.39% 63.23
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 68 9.74 8.94 4.41% 76.46
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 55 7.45

7.76

1.82% 74.51
060035xx04xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 49 6.22 6.59 0.00% 66.12
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2なし 41 7.54 8.76 2.44% 66.56
解説

消化器内科の入院は胃・大腸腫瘍に対する内視鏡切除(大腸ポリープ 早期胃癌 早期大腸癌)に力を入れています。
在院日数は全国平均よりも短い傾向にあり術後管理も適切に行われています。
総胆管結石、虚血性腸炎においても適切に診断・治療を開始し平均在院日数の短縮に努めています。

心臓血管外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 20 15.60 21.78 0.00% 72.50
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり 10 24.30 19.15 0.00% 77.40
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等21あり 28.45
050163xx03x0xx 弁非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 10.62
050161xx9900xx 大動脈解離 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 16.55
解説

大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症等の弁膜症や大動脈疾患に対する手術・治療を中心に診療しています。その他にも虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス術や下肢静脈瘤手術も行っています。

循環器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 310 3.73 4.26 0.65% 71.85
050130xx9902xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 104 27.07 24.17 13.46% 86.65
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 78 3.24 3.04 0.00% 68.23
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 74 14.27 17.54 2.70% 83.97
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 64 4.70 4.65 0.00% 65.95
解説

循環器疾患の特性として人口高齢化に伴う動脈硬化性心疾患の増加、それを背景とした心不全患者が全国で毎年1万人以上増加しています。当院においても冠動脈疾患患者に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)治療に注力したことから、PCI施行患者がDPC患者数で第一位を占めました。心疾患の終末像である心不全患者群は第2,4位を占め、特に交感神経系活性や虚血の程度の非侵襲的評価を目的としたSPECT検査を実施する心不全患者群が増加しました。その平均年齢は86.6歳となっています。心不全悪化の原因となる心房細動合併患者へのアブレーション治療を拡大し、入院患者数が第5位を占めます。

産婦人科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 339 6.26 5.98 0.00% 45.89
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 107 6.26 6.04 0.00% 39.91
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし 30 2.73 4.19 0.00% 55.37
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 28 2.96 2.81 0.00% 41.14
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 26 3.04 3.02 0.00% 32.92
解説

産婦人科の特徴は、低侵襲性治療である腹腔鏡下手術を積極的に取り入れていることです。良性腫瘍で、子宮を残したいと思われる患者さんに対しては腹腔鏡下での筋腫核出術を、可能な限り治療方法として選択しています。良性疾患に関しては、開腹手術はほとんどありません。また、術式の選択など、可能な限り、患者さんの希望に添えるように心がけております。悪性腫瘍では、根治手術および術後化学療法も行っています。

脳神経外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 15 33.60 19.58 40.00% 70.07
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 19.80 11.85 20.00% 71.70
010060×2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 16.01
160100xx99x01x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病あり 20.19
010050xx02x01x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 定義副傷病あり 18.00
解説

脳梗塞患者は、急性期薬物治療を行い、リハビリテーションは早期から開始しています。慢性硬膜下血腫についても、高齢者が多く、かつ老々世帯が多いため、在宅療養が可能となるまでリハビリテーションを継続するケースが多く、全国平均よりも在院日数が長い傾向にあります。当院は回復期リハビリテーション病棟を有しており急性期治療からリハビリテーションまでを行えます。

頭頸部外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 50 5.54 4.79 0.00% 66.04
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 35 2.00 2.03 0.00% 55.51
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 23 8.39 8.45 0.00% 28.65
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし 23 9.78 8.06 0.00% 56.00
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 22 10.41 12.88 0.00% 66.09
解説

当科では、頭蓋底から縦隔に至る頭頸部領域の手術を中心に治療を行っていますが、耳鼻咽喉科領域の救急疾患や睡眠時無呼吸症候群の検査・治療にも力を入れています。甲状腺腫瘍手術は、気道や食道、大血管などに浸潤した進行癌に対する手術は全国でも有数です。また滋賀県で唯一、甲状腺腫瘍に対する内視鏡手術ができる施設です。頭頸部癌の治療は、それぞれの患者にとっての最善を考え、治療の提案を行っています。手術療法では、可能な限り機能温存を目指した切除・再建(遊離移植など)を心がけています。また慢性副鼻腔炎に対する手術も、鼻科手術専門の医師が行うことで、手術症例も増加傾向です。常に安全で、再発のない手術を心がけています。

脳神経内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
010060×2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 28 29.18 16.01 3.57% 73.79
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 18 16.39 7.33 11.11% 66.00
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし15歳以上 14 10.29 16.85 7.14% 39.93
010060×2990211 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 18.24
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 15.97
解説

脳梗塞の患者さんに対して、急性期治療と早期のリハビリテーションを実施しています。当院では回復期リハビリテーション病棟で、急性期治療終了後にも継続してリハビリテーションを実施しています。また、高齢者が多く、認知症や発症以前からADL不良であったために急性期治療後のリハビリや療養の場の決定に時間を要しています。

整形外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 149 41.21 26.42 38.26% 84.22
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし 66 11.94 15.60 1.52% 72.47
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 66 22.29 20.14 3.03% 69.76
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 55 26.33 22.44 1.82% 74.02
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 49 16.57 20.05 2.04% 69.63
解説

近年増加する骨粗鬆症を有した高齢者の転倒による大腿骨近位部骨折が最も多く、平均年齢も84歳と高齢になっています。また大腿近位部骨折や人工関節置換術の患者は術後に当院の回復期リハビリテーション病棟へ転棟しリハビリテーションを行うこともあり、在院日数が長くなる傾向にありますが、手術からリハビリテーションまで一連の治療を院内で完結できるメリットがあります。脊椎手術数も増加しており、早期離床をすすめていることもあり平均在院日数は短くなる傾向にあります。

呼吸器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 34 2.15 3.05 0.00% 73.71
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 31 13.74 18.57 9.68% 74.45
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 28 4.39 8.60 0.00% 71.68
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 20 16.25 13.49 5.00% 77.35
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 14 13.71 13.68 7.14% 79.79
解説

肺癌疑い症例に対する気管支鏡による組織診断を積極的に行っています。切除不能と診断された局所進行肺癌に対しては、放射線治療や化学療法を積極的に実施しています。
また、間質性肺炎に対するステロイドパルス治療やCOPD増悪に対する非侵襲的人工呼吸管理なども積極的に行っています。

呼吸器外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 10.00 10.06 0.00% 72.40
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 5.53 9.68 0.00% 26.77
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 7.25 9.24 0.00% 47.44
080240xx97xxxx 多汗症 手術あり

14

3.07 3.19 0.00% 24.64
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり 7.84
解説

原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍などの腫瘍性病変に加え、気胸や膿胸などの良性疾患に対しても、外科的介入が必要な患者さんには積極的に手術療法を施行しています。肺癌、縦隔腫瘍ともに前年と比較し手術件数は増加傾向であり、今後もさらに地域の方々に貢献できるよう精進して参ります。また、症例にもよりますが、若年者の特発性自然気胸に対しては単孔式胸腔鏡手術が第一選択として定着し、在院日数も全国平均より大幅に短くなっております。コロナ禍により多少の減少はありますが、手掌多汗症に対する手術療法も京滋地区では一定以上の手術数を維持しております。

糖尿病・内分泌内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 95 13.28 14.28 1.05% 69.59
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 32 28.44 21.11 25.00% 88.69
100120xx99xxxx 肥満症 手術なし 20 5.85 14.43 0.00% 42.70
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし 19 8.53 10.80 0.00% 56.05
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 16 15.44 13.61 6.25% 72.38
解説

糖尿病に関連する入院(1型糖尿病・2型糖尿病、合併症あり・なし、ケトアシドーシス、低血糖など)や肥満症、内分泌疾患での入院が主であり、チームによる他職種による連携で、個々のライフスタイルに合わせた生活指導やインスリン注射指導などを行い、自分で在宅療養ができるように支援をしています。
他に、内科疾患(肺炎や尿路感染症などの感染症、脱水など)の救急入院患者への治療も行っています。

腎臓内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 31 8.26 11.77 6.45% 59.71
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 11 19.45 20.06 0.00% 57.55
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 6.45
110280xx9902xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 8.05
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2なし 9.82
解説

2020年10月に機能分離した淡海ふれあい病院じん臓病ケア総合センターと連携し透析療法を実施しております。保存期腎臓病外来時より腎代替療法選択のための看護外来を実施することで、腹膜透析の選択率が高くなっています。

血液内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 13 19.31 10.00 0.00% 65.69
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等23あり 15.07
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 18.00
130010xx97x9xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等29あり 36.20
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 24.41
解説

白血病、リンパ腫、骨髄腫などの造血器腫瘍は、以前は“不治の病”というイメージがつよい疾患でしたが、現在は病態が分子・遺伝子レベルで次々と明らかになり、診断法や治療法が急速に進歩している分野です。毎年、新たな知見が得られ、様々な新薬が国内外で開発され続けています。当科においては、従来の標準化学療法に加え、分子標的療法を中心とした最新の医療を提供すべく、造血器腫瘍ガイドラインに沿った治療法をアップ・デートしております。血液疾患は細菌、真菌、ウイルス性の感染症を併発するリスクが高く、抗菌薬・抗ウイルス薬治療などの補助療法が極めて重要となります。当科では血液専門医が全員、感染症専門医を取得しているという点も、大きな特徴です。

小児科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 24 5.63 6.13 0.00% 0.00
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等21あり 10.26
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 5.89
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 13.50
140010x299x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等21あり 20.87
解説

院内出生の新生児の入院が多くなっています。特に黄疸に対する光線療法目的、出生体重2500g未満の低出生体重児の経過観察目的の新生児室での入院の割合が増加しています。また、帝王切開では小児科医が立ち合っています。一般病棟では急性気管支炎などの感染症関係の入院の割合が多くなっています。

乳腺外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 44 6.73 5.67 0.00% 62.77
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 9.99
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 6.45
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1あり 15.14
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等28あり 定義副傷病なし 3.85
解説

2022年度の乳がん症例は手術不能も含むため、手術症例は51例(両側症例も含む)でした。
そのうちDCISは17%でした。
当科ではこれまで乳房の整容性のため切除創は乳輪1/3~1/2周、腋窩約1インチとしていますが、さらにそれに加え癌の根治性(residual disease guided approach)の観点からも積極的に術前化学療法(17例)を取り入れ、そのうちはstage1-3は13例でした。
また部分切除も非癌部はできるだけ温存し、部分切除のうち乳房上部では約1/3以上、下部では約1/4以上と切除範囲が大きく変形を来たす拡大乳房部分切除では広背筋皮弁術(部分切除のうち10%)で整容性を保持してきました。その結果拡大(全体の1/4以上)も含めた乳房部分切除は92%、その他全摘でした。センチネルリンパ節生検は87%に行い、腋窩郭清症例は4%でした。
断端陽性率は遠隔転移を有した炎症性乳癌の4%のみでした。
部分切除後は皮弁症例ももちろんのこと、残存乳房照射を標準として、断端陽性例ではBoostを追加しています。

皮膚科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 58 8.19 9.25 1.72% 66.36
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 34 11.68 13.50 11.76%

75.21

070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 4.50
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし

7.29

080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし

3.94

解説

帯状疱疹は皮膚の異常だけでなく、神経痛や眼、脳の合併症も引き起こすことがあります。そのような合併症にも対応できるよう、入院治療を積極的に行っています。
蜂窩織炎などの細菌感染症は致命的な経過をたどることがあるので、入院での抗菌薬投与を勧めています。

泌尿器科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり

64

2.38 2.45 0.00% 68.69
11012xxx03xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 53 2.02

2.49

0.00% 58.70
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし 37 4.38 5.29 0.00% 61.95
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 33 5.61 6.85 0.00% 72.61
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 16 10.06 13.61 0.00% 70.25
解説

前立腺癌の疑いがある場合、1泊の検査入院で経直腸的前立腺針生検をし施行しています。ほぼ全例MRIを撮影し、悪性所見がある場合はtarget biopsyを施行、検出率の上昇に努めています。尿路結石は経過観察も含めいくつかの治療方針があります。患者様、ご家族とよく相談し状態や年齢など充分に考慮したうえで方針を決定するようにしています。膀胱癌に対しては経尿道的手術で正確に病期診断ができるよう留意し手術を行い、また可能な限り膀胱温存を目指しています。結石性腎盂腎炎に対しては積極的に入院加療を施行し、重篤化しないように努めています。

眼科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 464 2.02 2.63 0.22% 75.27
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 17 4.94 5.80 0.00% 74.59
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 5.07
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし

2.50

020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 6.31
解説

眼科では、白内障に対して1泊2日の入院で水晶体再建術を行っています。網膜前膜などの網膜疾患に対しては水晶体再建術を同時に行う場合も含めて3泊4日の入院で行っております。どちらも平均在院日数は全国平均よりも短い入院となっています。総合病院ですので、内科的に合併症がある方でも安心して入院、手術を受けていただけます。

救急科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 3.10 3.61 10.00% 37.10
050210xx9900xx 徐脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 8.32
100270xxxxx0xx 間脳下垂体疾患(その他) 手術・処置等2なし 29.75
161020xxxxx00x 体温異常 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 6.70
161070xxxxx01x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病あり 6.44
解説

救急科は2次救急およびwalk-inの救急患者の診療にあたっています。救急受診患者に対して初期対応を行い適切に各診療科に引き継ぎ院外と院内をつなぐ患者情報のかなめとして365日24時間体制で受け入れを行っています。院内だけでなく湖南広域消防局・大津市消防局、周辺の他病院と連携し平日日中にはドクターカーの運用も行っています。ドクターカーの運用によりいち早く患者さんの状態を把握し救急隊と協力しながら初期対応をおこない、搬送先の病院へ正確な情報を伝達することにより地域全体の救急システムの円滑な運営に貢献しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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5大癌 初発 再発 病期分類基準(※) 版数
StageI StageII StageIII StageIV 不明
胃癌 43 10 13 30 23 1 8
大腸癌 31 31 25 66 75 75 1 8
乳癌 15 20 1 8
肺癌 14 12 11 51 57 33 1 8
肝癌 13 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
解説

【定義】

5大がんUICC病期分類別の退院患者数です。
延べ退院患者数での集計となっているため、一連の治療(化学療法など)で入退院を繰り返されていても、退院回数分をかけた集計となります。
また、生検などのがんの疑いでの退院患者数は不明に含まれていて、Stage0は集計対象外としています。患者数が10名未満の場合は、-表示としています。
【解説】

当院は、滋賀県地域がん診療連携支援病院となっております。
当院では、早期胃癌と早期大腸癌に対し内視鏡的治療であるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を積極的に行っており、StageⅠの患者さんが多く紹介受診されております。また、全身化学療法や手術などを希望して紹介されるStageⅣあるいは再発の患者さんも少なくありません。
大腸癌ではStageⅡ~Ⅲの患者数に大きな差はあまりありませんが、stageⅣや再発の患者が多くなっています。これは他院で外科的治療の対象外とされていた患者が当院の腹膜播種センターでの治療を希望し全国から受診されているからです。
肺癌では、StageⅢ~Ⅳの患者に対して、化学療法を多く行っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 13 17.38 56.00
中等症 93 16.44 80.12
重症 32 27.75 85.00
超重症
不明
解説

【定義】

肺炎の重症度をA-DROPスコアを用いて集計しています。A-DROPスコアとは、Age(年齢)、Dehydration(脱水)、Respiration(SpO2)、Orientation(意識障害)、Pressure(血圧)で評価され、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となります。合計点数により、軽症(0点)、中等症(1~2点)、重症(3点)、超重症(4~5点。(ショックがある場合は1項目のみでの超重症))、不明(1項目でも不明な場合)で分類されます。患者数が10名未満の場合は、-表示としています。

【解説】

成人市中肺炎の重症度別では、軽症から重症症例の診療を行っています。
重症度が高くなるに従って平均年齢が上昇し、入院期間が長期化する傾向にありますが、早期にリハビリを導入し、離床を進めることで、できるだけ入院期間を短縮するよう心掛けて診療しています。

脳梗塞のICD10別患者数等

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ICD10 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
I63$ 3日以内 118 46.75 76.95 10.14%
I63$ その他 30 69.83 74.13 3.38%
解説

【定義】

脳梗塞で退院された患者さんを、発症日から3日以内とその他(発症日から4日目以降と無症候性)で集計しています。患者数が10名未満の場合は、-表示としています。

【解説】

発症日から3日以内の急性期脳梗塞の患者が80%を占めています。早期から治療とリハビリテーションを開始しています。当院は回復期リハビリテーション病棟を有しており、急性期治療からリハビリテーションまでを行うため入院期間は長く、転院率は1割程度と低い傾向があります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科別の1入院で実施された主たる手術の集計です。1入院で複数回手術を行った場合や複数の診療科へ転科して手術を行った場合でも、主診療科での主たる手術の1件を集計対象としています。患者数が10名未満の場合は、-表示としています。
歯科口腔外科や自費診療(労災、自賠責、分娩等)の退院患者さんは集計から除外されています。

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消化器外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 87 0.89 5.67 1.15% 65.21
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 75 1.08 2.21 0.00% 67.12
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 51 0.35 3.61 0.00% 42.29
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 33 2.94 10.52 3.03% 65.48
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 30 1.87 12.30 3.33% 69.93
解説

鼠径ヘルニア、胆嚢疾患や虫垂炎などの身近な疾患では、地域開業医からの紹介患者が増えており、腹腔鏡を主体とした手術加療をおこなっています。
結腸癌に対しても、ガイドラインに沿った治療を選択し鏡視下手術を積極的に取り入れています。
また、腹膜播種センターでは腹膜播種に対して積極的な外科的切除と化学療法による治療を行っています。

消化器内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 230 0.29 1.15 0.43% 64.20
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 64 2.16 4.73 1.56% 67.41
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 60 2.57 9.23 10.00% 74.02
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) 54 1.06 5.41 1.85% 74.50
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 50 1.66 12.36 10.00% 76.06
解説

消化器内科の治療は消化管の内視鏡切除が中心となっており、中でも内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)については困難症例の紹介も含めて積極的に行っております。また胆管結石の治療も日中・夜間を問わず適切な時期に行える体制をとっています。

心臓血管外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K5551 弁置換術(1弁) 11 2.18 13.55 0.00% 75.27
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他)
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建))
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上)

解説

僧帽弁閉鎖不全症や大動脈弁閉鎖不全症に対しての弁置換術の手術を多く行っています。他にも狭心症に対しての冠動脈バイパス移植術、大動脈瘤に対する大動脈瘤切除術やステントグラフト内挿術を行っています。

循環器内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 256 1.65 2.26 1.56% 72.28
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 63 1.46 4.59 7.94% 76.98
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 47

1.15

1.81 0.00% 71.23
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 42 1.00 2.67 0.00% 67.00
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 25 2.08 2.68 0.00% 64.80

解説

循環器内科は薬物治療のみならず侵襲的治療を多く行っているが、胸痛症候群患者への早期対応としてドクターカー運用を継続し、待機的患者も含めて冠動脈疾患に対する経皮的冠動脈ステント留置術が第一を占めています。またステントレスPCIを当科の特徴としてDCAや薬物コーティングバルーンによる冠動脈治療が第3位を占めます。それら虚血性疾患患者数が多いことから、治療の効率性を考え在院日数は短く対応しています。末梢動脈硬化性疾患、特に透析患者の下肢閉塞に対するカテーテル治療も行い第2位の実績を出しています。心房細動や一部心室頻拍という頻脈性不整脈に対するカテーテル治療も多い状態です。

産婦人科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 231 1.04 5.16 0.00% 48.60
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 118 0.92 4.31 0.00% 39.56
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 66 0.98 4.24 0.00% 37.23
K8731 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(電解質溶液利用) 51 1.00 1.24 0.00% 44.20
K872-31 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術(電解質溶液利用) 32 0.97 1.03 0.00% 41.53

解説

産婦人科では、ロボット支援下内視鏡手術や腹腔鏡下あるいは子宮鏡下での手術を行っています。これらはいづれも低侵襲の手術であり、クリニカルパスを利用して在院日数の短縮に取り組んでいます。大きな筋腫でもこれらの術式で行い、良性疾患に関しては、開腹手術はほとんどありません。また、子宮の温存、摘出、術式の選択など、可能な限り、患者さんの希望に添えるように心がけております。

脳神経外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 17 0.94 18.71 23.53% 75.88
K1742 水頭症手術(シャント手術)
K386 気管切開術
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他)
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈)

解説

高齢者の慢性硬膜下血腫手術を多く行っています。また、最近は、高齢者に多い特発性正常圧水頭症の事例が増加し、髄液シャント術の件数が増加しています。

頭頸部外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 41 1.00 6.68 0.00% 25.05
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 19 0.95 3.26 0.00% 67.11
K4151 舌悪性腫瘍手術(切除) 17

1.53

11.41 0.00% 59.71
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) 16 1.00 3.56 0.00% 47.38
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 16 0.00 5.19 0.00% 32.81

解説

口蓋扁桃摘出術や内視鏡下副鼻腔手術は、近隣の耳鼻咽喉科開業医と連携し、保存的治療で効果のないものに対して手術を行っています。特に、口蓋扁桃摘出術は、小児の扁桃肥大やアデノイド増殖症による睡眠時無呼吸症候群の患者が多くなっています。慢性副鼻腔炎に対する手術は、鼻科手術専門の医師が行うことにより増加傾向にあります。また口腔がんが頭頸部癌手術の多くを占めますが、話す・咀嚼する・飲み込むなど生きていくうえで重要な機能を、可能な限り温存・再建することを目指した手術を行っています。

整形外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 129 1.02 23.17 3.10% 71.69
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 113 1.77 33.75 32.74% 79.15
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成

77

2.43 11.82 2.60% 71.68
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 74 1.49 6.61 14.86% 60.20
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股

66

2.53 40.17 33.33% 84.27

解説

骨粗鬆症を有した高齢者の転倒による大腿骨近位部骨折に対する骨折観血的手術と人工骨頭挿入術の手術数が増えています。ガイドラインに沿って、受傷後可能な限り48時間以内に手術を行い、早期の身体機能の回復を目指しています。また健康寿命の延伸を目指して、変形性関節症や変形性脊椎症などの慢性疾患に対する人工関節置換術や脊椎手術数も増加しています。院内に回復期リハビリテーション病棟があるため、手術からリハビリテーションまで一連の治療を院内で完結できるメリットがあります。

呼吸器外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 29 2.00 2.66 0.00% 27.07
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 15 2.00 7.20 0.00% 72.87
K196-2 胸腔鏡下交感神経節切除術(両側) 14 0.79 1.29 0.00% 24.64
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)
K513-2 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術

解説

呼吸器外科では、原発性肺癌に代表される肺悪性腫瘍だけでなく、気胸や手掌多汗症などの良性疾患に対する外科治療を行なっており、悪性腫瘍からADL改善まで、幅広い手術治療を提供しております。単孔式手術、胸腔鏡手術、隣接臓器合併切除を伴う開胸手術など、手術侵襲と治療効果のバランスを考慮し、患者さんに最大限のメリットが出るよう日々研鑽しております。また、他院からのご紹介も含め、CVポート留置手術も積極的におこなっております。

乳腺外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 44 1.07 4.66 0.00% 62.77
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(腋窩部郭清を伴わない)
K016 動脈(皮)弁術、筋(皮)弁術
K474-2 乳管腺葉区域切除術
K476-2 陥没乳頭形成術、再建乳房乳頭形成術

解説

2次再建症例も自家組織、広背筋皮弁で行っています。
また乳頭乳輪切除が不可避であった症例は乳頭乳輪合併拡大乳房部分切除+広背筋皮弁術、約半年後に乳頭乳輪再建(対側乳頭と会陰部皮膚)も行いました。
良性疾患も積極的に手術を行っておりますが、外来手術を中心としています。
2022年度中再発は術前MRI検査未施行の局所麻酔下切除の高齢者の局所再発、標準療法が出来なかった症例で癌性腹膜炎再発でした。
2023年9月より多遺伝子アッセイであるオンコタイプDXが保険収載されたため、Luminal typeでの術前化学療法は減り、一方で広背筋皮弁を用いた、自家組織での整容術が増加することが見込まれます。

泌尿器科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 53 0.00 1.02 0.00% 58.70
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー)

34

1.18 2.24 0.00% 62.85
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 34 1.35 3.56 0.00% 72.65
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 15 3.07 17.20 13.33% 72.53
K834-3 顕微鏡下精索静脈瘤手術

解説

尿管結石・腎結石に対してレーザー等を用いた内視鏡手術や、体外衝撃波結石破砕術を積極的に行っています。大きな腎結石に対しても経尿道的アプローチと経皮的アプローチを併用した手術を導入しました。膀胱癌に対しては、膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの)を行い診断、治療を施行しています。また前立腺肥大症についても電解質溶液を用いた内視鏡手術を行っています。また男子不妊症の原因の一つである精索静脈瘤に対しても積極的に手術治療を行っています。

 

眼科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 454 0.00 1.00 0.22% 75.11
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 20 0.00 3.80 0.00% 75.70
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズ挿入)
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合)
K281 増殖性硝子体網膜症手術

解説

眼科では、白内障に対しての水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)が多く施行され、眼科全体の9割以上を占めています。その次は硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)となっており、対象疾患として一番多いのは網膜前膜となっています。

 

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 19 0.21%
180010 敗血症 同一 58 0.64%
異なる 63 0.70%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる

180040 手術・処置等の合併症 同一 31 0.34%
異なる

解説

その他の項目では、治療を行う上でやむをえず発生する合併症の発生率を示しています。当院では救急外来でも診療を行っており、他医療機関発生症例の紹介も受け入れております。高度重症例や難度の高い症例の治療にあたっている結果と考えられます。

 

更新履歴

2023/09/25 令和4年度 病院指標を更新しました。


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