泌尿器科

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概要

概要・実績

腎臓から尿道までの尿路系と前立腺や精巣などの男性生殖器系の疾患を扱います。尿路の腫瘍や感染や結石など、さらに前立腺肥大症や生殖器系の腫瘍などが主な対象疾患です。また、尿失禁や頻尿や排尿困難などの排尿障害についても検査治療を行います。手術件数も徐々に増加し、日本泌尿器科学会の「泌尿器科専門医教育施設 拠点教育施設」として認められ、診療拠点病院として滋賀医科大学泌尿器科専門研修プログラムに属する連携研修施設になっています。

対応疾患

腎・副腎の腫瘍、尿管・膀胱・尿道の結石や腫瘍、尿路の通過障害(水腎症、等)、前立腺肥大症や前立腺がん、過活動膀胱や膀胱尿管逆流症、精巣腫瘍や陰茎腫瘍、尿道炎・膀胱炎や腎盂腎炎等の尿路感染症、精巣上体炎や前立腺炎等の生殖器系感染症

対応がん

副腎腫瘍、腎がん、尿路上皮がん(腎盂がん・尿管がん・膀胱がん)、尿道がん、陰茎がん、前立腺がん、精巣がん

泌尿器科でのダビンチ手術

2022年11月1日に腎がんに対してロボット支援腹腔鏡下腎全摘除術、11月17日に前立腺がんに対してロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術をそれぞれ導入しました。当科ではロボット支援手術の経験が豊富（約800例）な泌尿器科医が担当しており、2024年4月1日現在11例の腎がん、5例の腎盂尿管がん、31例の前立腺がんに対してロボット支援手術を施行しましたが、大きな合併症なく順調に導入が行われています。2024年6月からは膀胱がんに対するロボット支援手術の施設基準が認定される予定です。

今後の展望

現在導入したロボット支援手術については引き続き制癌性と術後の機能温存の両立を目指した手術を提供いたします。また今後導入予定である膀胱がんに対するロボット支援手術では整容面も考慮し、自然排尿型の代用膀胱造設術も積極的に行っていく予定です。

患者さんへのメッセージ

ロボット手術の経験が豊富な泌尿器科チームが担当することで、標準的なロボット支援手術をまずは体に優しい安全な手術、かつ制癌性や機能温存にもこだわった手術を提供します。

手術実績

スタッフ

名前(フリガナ)	成田 充弘(ナリタ ミツヒロ)
役職	副院長 部長
専門分野	泌尿器科一般
学会専門医・認定医	日本泌尿器科学会専門医・指導医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会代議員 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器腹腔鏡技術認定医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医 hinotori手術施行認定医

名前(フリガナ)	草場 拓人(クサバ タクト)
役職	副部長
専門分野
学会専門医・認定医	日本泌尿器科学会専門医・指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器腹腔鏡技術認定医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医

名前(フリガナ)	佐藤　亘(サトウ ワタル)
役職	医長
専門分野
学会専門医・認定医	日本泌尿器科学会専門医 泌尿器ロボット支援手術認定医

名前(フリガナ)	菊井 亮輔(キクイ リョウスケ)
役職	医員
専門分野
学会専門医・認定医	泌尿器ロボット支援手術認定医

名前(フリガナ)	富田　圭司(トミタ　ケイジ)
役職	非常勤
学会専門医・認定医	日本泌尿器科学会専門医・指導医

外来担当表