病理医(病理診断科兼務)と臨床検査技師(検査部病理検査部門兼務)で担当し、組織診断・細胞診断・術中迅速診断・病理解剖診断・遠隔病理診断などの病理診断業務を統括しています。
患者さんが病院に来られ、適切な治療が行われるためには適切な診断が必要となります。その中で病理診断が確定診断となることは少なくありません。病理診断には「組織診断」「細胞診断」「術中迅速診断」「病理解剖診断」などがあり、診断結果は患者さんの治療を担当する臨床医に報告されています。
患者さんの身体から採取した組織や細胞は臨床医により病理部に提出され、臨床検査技師が適切な処理のもと標本を作製し、病理医が主に光学顕微鏡を用いて病理診断を行っています。細胞診断では細胞検査士(日本臨床細胞学会認定)によるスクリーニングも行われてます。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
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組織診断 | 3,911 | 4,394 | 4,211 |
術中迅速病理診断 | 338 | 322 | 321 |
細胞診断 | 6,939 | 6,912 | 6,324 |
うち術中迅速細胞診断 | 117 | 159 | 108 |
病理解剖 | 6 | 3 | 1 |