現在27名の診療放射線技師が在籍し、画像検査と放射線治療の業務を行っています。
さらに放射線管理及び機器管理を行い日々安全に業務が行えるよう、また放射線科医と共に依頼に対し目的に応じた検査・治療に応えられるよう、放射線科理念のもと努力しています。
地域医療機関からの検査依頼を随時受付しております。
放射線検査(CT・MRI・RI・PET)につきましては直接放射線科受付へお問い合わせください。
放射線治療を受けられる場合は地域連携窓口へお問い合わせいただき、診察予約いただきます。
詳しくは下記をクリックしてください。
がんの放射線治療法は、がん部位を正確にとらえる画像診断装置(例えばCT・PET・MRI)の進歩に加え、そのがん組織に限局して放射線を照射する放射線治療装置により、近年極めて注目されています。
治療周辺の正常組織・臓器の機能形態を温存することができる放射線治療は、手術と比較して治療後のQOL(Quality of life:生活の質)が極めて良好です。
当院では各科と連携し、PET-CTやMRI装置とともにがん診療を行う体制を整えています。
放射線治療医師が診察を行い、治療方針・治療開始日を決めます
治療計画用の画像を撮影し、皮膚へのマーキング・固定具を作成します
CT画像から治療計画装置で実際に照射する範囲などを決定します
1回の治療は15分程度ですが、実際の照射時間は数分です
※外来通院で治療が可能な場合もあります。治療開始前に、主治医や放射線治療医と十分にご相談ください
X線を使用し、胸部や腹部、全身の骨などを対象に撮影をおこないます。
肺野の状態・骨折の有無などの情報を得ることができる検査です。
胸部X線写真
脛骨骨折
歯科パノラマ写真
X線を使用し、身体の中の様子をリアルタイムで観察する検査です。
X線を使用し、骨の密度を測定する検査です。
X線を使用し、骨や筋肉、臓器などの体内組織のX線吸収量の差を白黒の諧調として表示し、身体の輪切りを作成します。
薄いスライスで全身を撮影することができ、心臓の血管・全身の動脈・骨の3D画像検査などに対応しています。
腹部大動脈瘤
心臓大動脈
心臓血管 3D画像
CT検査中写真
強い磁気と電波を利用し、画像化する検査です。
臓器の形態や病巣を知ることができ、造影剤を使わず血管像を描出することもできます。
脳腫瘍造影
脳血管
乳がん造影
子宮筋腫
微量の放射線同位元素を目印としてつけた医薬品を使用し、体内の機能を画像化して病気の診断を行う検査です。
脳血全体の血流量を観察し、脳梗塞・認知障害などの治療方針・効果判定に役立つ検査です
がんの骨転移・外傷による微笑骨折など、X線検査ではわかりにくい様々な骨の状態を調べる検査です
心臓の状態や動きを調べ、狭心症や心筋梗塞などの病気の有無や、その程度を診断します
主にブドウ糖によく似た性質の放射性医薬品を使用して、体内からの放射線を測定し、ブドウ糖代謝を画像化した検査です。
糖代謝によるがんの発見と形態をみるCT画像との融合でより正確な診断ができます。
アミロイドPET-CT検査は、アルツハイマー型認知症の原因物質と考えられているアミロイドβプラークが、脳内に溜まっているかどうかを画像で確認できます。
アミロイドβプラークの蓄積の有無や程度を知らべることにより、認知症をより正確に区別・評価することが可能で、治療薬の選択や治療方針に役立つと考えられています。
乳房を圧迫して撮影することで、早期乳がんのサインである微笑石灰化・腫瘍を写し、診断するための検査です。
病変部の組織を採取して、より正確な診断ができるマンモトーム生検もおこなっています。
マンモグラフィ
マンモトーム生検組織
当院では
『マンモグラフィ健診画像施設認定』
を取得しています。
カテーテルと呼ばれる細い管から造影剤を注入し、心臓・脳・胸部・腹部・末梢血管などの血行動態や機能形態の評価・診断を行う検査です。
左冠動脈狭窄
脳血管動脈瘤
腹部大動脈瘤
患者さん個人での検査予約は行っておりません。当院各診療科を受診されるかかかりつけの医療機関の先生方にご相談ください。
放射線科 TEL | 077-516-2501 |
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受付時間 | 9時~20時 |
造影検査予約の注意事項
放射線科 TEL | 077-516-2501 |
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受付時間 | 9時~20時 |
PET検査予約の注意事項
放射線科 TEL | 077-516-2501 |
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受付時間 |
9時~16時 |
地域連携窓口 受付時間 | 8時30分~17時30分 |
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地域連携窓口 | TEL:077-516-2511 | FAX:077-563-0057 |
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日本人の死亡原因第1位で、約3割の方ががんで亡くなっています。近年、このがんの診断方法として、
PET検査が脚光を浴びています。これは、CTやMRをはじめとした“形態”をみる検査とは異なり、糖代謝という“機能”をみるという新しい角度からがんの診断を行う検査です。
問診表の記入・絶食の確認
検査着に着替えます
(アクセサリー・時計・シップ類ははずしてください)
処置室にて血糖値の測定、薬剤(FDG)を静脈注射します
安静にして待機室で約1時間お待ちください
・検査が始まるまでは出来るだけ安静にしてください
・お渡しする水を飲んでいただきます
注)筋肉を使うとお薬が筋肉に集まってしまい、診断が困難になる場合があります。(本は読めません)
検査の直前にご案内します
仰臥位(仰向け)で撮影を約30分していきます
注)検査中は出来るだけ動かないでください。
長時間仰臥位(仰向け)が出来ない患者さんは申し出てください。
待機室でお待ちいただきます
遅延相を撮影する場合(約30分)
検査の直前にご案内します
遅延相を撮影
※検査時間は受付されてから約2時間半から3時間となります
検査前4時間は食事・飴・ガムなどを食べないでください。
水分摂取については水・お茶は飲んでいただいてもかまいません。
ただしジュース、牛乳、スポーツドリンク、栄養ドリンク、コーヒー
などの糖分を含む飲料は検査結果に影響しますので飲まないでください。
検査当日は朝から検査終了まで糖尿病のお薬(内服、インスリン)は服用しないでください。
検査終了後の糖尿病のお薬の服用・量につきましては主治医にご相談ください。
その他のお薬は、シロップのお薬以外は服用していただいて結構です。
ブドウ糖を含む点滴は検査4時間前までに終了してください。
※痛み止めのお薬が必要な方は、検査の際に服用していただくことがありますので、必ず持参してください。
検査前日より筋肉を使う運動や重い荷物を持つのは控えてください。
介助が必要な方には、付き添いをお願いすることがあります。
紙オムツや尿とりパッドを使用される方は、交換用を持参してください。
現在、妊娠中の方の検査はお受けすることができません。
また、授乳中の方はお申し出ください。
小さいお子さまと同居されている方は、検査終了から当日の間はなるべく接触を控えてください。
翌日以降は普通にしていただいて結構です。
当日のみ使用可能な薬剤を使用しますので、必ず2日前までに下記までご連絡いただきますようお願いいたします。
淡海医療センター 放射線科 | TEL 077-563-8866(内線1500) |
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