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リハビリテーション部

各療法の特色

急性期リハビリ

理学療法はより専門的な関りが行えるよう、整形・脳血管チーム、呼吸器・がんチーム、心臓リハビリチームの3チーム体制を取っています。また、作業療法は整形・脳血管疾患を、言語聴覚療法は脳血管疾患・摂食嚥下機能障害を主な対象として訓練を実施しています。

整形・脳血管チーム(理学療法)

急性脳梗塞患者様に対する早期リハビリテーション開始率は96.3%と高い介入率になっています(2021年度実績)。その他、難病患者さんに対するロボット(HAL)を用いた訓練など先端医療にも力を注いでいます。

がん・呼吸器チーム(理学療法)

がんの治療や手術を行うことで生じる、倦怠感や食欲低下、痛みなどで活動量が低下している患者さんに対して機能回復を図ります。術前よりチームが介入することで、生活の質の向上にむけた、機能障害の改善、廃用予防・改善、むくみ対策、福祉機器の活用、動作の指導などを個々のニーズに合わせて行います。
また、様々な肺の病気により呼吸がスムーズに出来ず息苦しさを感じている呼吸器内科、呼吸器外科の患者さんに対し、運動療法や日常生活練習・指導を行う呼吸リハビリも実施しています。

心臓リハビリチーム(理学療法)

心不全・心筋梗塞・心臓手術後といった心疾患をお持ちの患者さんに対し、超早期から心臓リハビリテーションを実施しています。運動耐用能の向上を目的とした運動療法だけでなく、円滑な社会復帰や症状の憎悪・再発予防を目的とした生活指導も実施しています。また、退院後、運動耐用能が低下している方は生活に不安をお持ちの方には、外来リハビリを実施しています。

作業療法チーム

入院によって生じる体力の低下や認知機能低下などの二次障害を防ぐために、早期より運動療法や認知機能訓練を実施しています。また、食事、着替え・入浴など日常的に行う動作を中心に訓練を取り組んでいます。入院という非日常をいかに短くし、最短期間で患者様のやりたい活動や生活を獲得できるよう目指しています。

言語聴覚療法チーム

言語障害、失語症、音声障害や構音障害、高次脳機能障害、摂食嚥下機能障害など、主に脳損傷から生じる様々な症状に対応しています。また、摂食嚥下障害ではVE(嚥下内視鏡検査)やVF(嚥下造影検査)に同席し、より精度の高い嚥下評価を行うことで訓練に生かしています。

回復期リハビリ

対象疾患は主に整形・脳血管疾患。1人の患者さんを複数のスタッフで関り情報の共有を行いやすいよう、チーム体制を取っています。また、退院支援のためより生活に即した訓練を作業療法・言語聴覚療法では行っています。

理学療法チーム

福祉用具業者が週に一度来院し、リハビリ担当者と密に連携を図りながら入院患者さんが退院後に自宅で安全に生活できるよう歩行補助具の選定を行っています。また、脳血管疾患や脊柱・脊髄疾患の患者様に対して主治医が適応と判断した方には積極的にロボットスーツHAL(医療用両下肢タイプ)を用いた訓練やHAL腰タイプを用いた運動療法などを実施しています。

作業療法チーム

在宅での生活に向けて、食事や着替え、排泄、入浴などの日常生活動作や家事動作、職業訓練など応用的な動作の練習を実施しています。病棟スタッフと連携し、訓練で行えている動作を実際の生活でも行えるよう病棟環境調整にも積極的に取り組んでいます。
また、HALIVESといったロボットを用いた機能運動も行います。その他、屋外での園芸活動や病棟レクリエーションなどを行い、精神機能や認知機能面への介入も行っています。

STチーム

退院後の生活に添うように、他職種と連携してQOL(生活の質)を高めるアプローチを行っています。また、復職に向け、パソコンやスマホを活用した訓練や自動車運転を再開される方への認知・注意力の評価など、その方々にあった評価・訓練を行います。

他施設の概要 淡海ふれあい病院 ⇒草津ケアセンター



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