第1回琵琶湖ESDセミナーが8月3日社会医療法人 誠光会 草津総合病院にて開催されました。滋賀県の内視鏡治療に従事している医師・看護師・臨床工学技士をはじめ他県からもたくさんの医療従事者が集まり、170名近い参加人数となりました。
セミナーは滋賀医科大学医学部 消化器内科 教授 安藤朗先生の挨拶で開会しました。
午前中は会場と内視鏡室をビデオでつなぎ、ESD(内視鏡的粘膜下剥離術)をライブ中継しました。
ランチョンセミナーでは医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院 内視鏡センター アドバイザー 中繁忠夫先生が「高周波装置の基礎」と題し講演されました。
午後からはハンズオンとESD体験コナーで、豚の胃を使用して実際に内視鏡を使用した体験を行いました。
また特別講演では神戸大学医学部付属病院 光学医療診療部 豊永高史先生が「ESDにおける進歩と現状の課題」をテーマに講演され盛りだくさんな一日となりました。
閉会は社会医療法人 誠光会 北野博也理事長が挨拶を行いました。
内視鏡センター長の伴先生は「ESDに興味を持つ医療従事者が増え、県内の治療の質の向上につながり、最終的には患者さんへより良い治療が出来るようになりたい」と話されました。