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整形外科

関節センター

 関節センター、関節専門外来について

2025年4月より関節センターを開設いたしました。特に股関節や膝関節の痛みにお困りの患者さんへ重点的に治療を行っています。痛みで歩行障害のある患者さんは「関節専門外来」を受診いただき、精査を行った上で適切な治療をご提案させていただきます。いつまでも介護なく元気に歩けるように、健康寿命の延伸に取り組んでいきます。

当院での手術治療について

人工関節置換術件数(股関節、膝関節)

 

2017年度

(平成29年度)

2018年度

(平成30年度)

2019年度

(令和元年度)

2020年度

(令和2年度)

2021年度

(令和3年度)

2022年度

(令和4年度)

2023年度

(令和5年度)

2024年度

(令和6年度)

情報量が多い場合に横にスクロールできます。
人工股関節置換術 36件 44件 38件 53件 52件 70件 59件 60件
人工膝関節置換術 48件 63件 57件 70件 70件 71件 67件 79件
合計 84件 107件 95件 123件 122件 141件 126件 139件

関節について

関節とは骨と骨のつなぎ目のことで、柔らかい軟骨が骨の表面を覆ってクッションの役割を果たしています。関節に力が加わっても軟骨というクッションがあることで痛みが出ません。しかし、加齢などによって軟骨がすり減ると正常な機能を果たせなくなり、体重を支えるときや関節を動かすときに痛みが出るようになります。

関節の病気について

代表的な関節の病気

 ●変形性膝関節症      ●変形性股関節症      ●関節リウマチ

変形性膝関節症とは

変形性関節症は何らかの原因によって関節の軟骨がすり減り、変形して関節の痛みや腫れ、可動域の制限が生じた状態です。変形性関節症は体のあらゆる関節で起こり得ますが、負担のかかりやすい関節では強い痛みに苦しむこともあります。

特に股関節や膝関節など下肢の大きな関節が変形性関節症になると痛みのために歩行に支障が出ることになります。加齢が主要な原因であるため高齢になるほど罹患率は高く、高齢社会となった日本において膝関節だけでも約2500万人の変形性膝関節症の患者さんがいるとされています。変形性関節症が進行して歩行障害が生じると介護が必要になることもあるので、予防と治療は非常に重要となります。

変形性関節症の診断にはX線撮影やMRI撮影などの画像検査が行われます。X線では軟骨は写りませんが、関節の隙間が狭くなっていると軟骨がすり減っている証明になります。MRIは軟骨の損傷が明らかとなり、ほかに靭帯や半月板の損傷、骨粗鬆症性脆弱性骨折などの評価もできます。

 

変形性関節症の原因

変形性関節症の原因として年齢・体重・筋力低下などが指摘されています。適正体重を超えると股関節、膝関節に負担がかかって軟骨のすり減りが進行するため、体重をコントロールすることが必要です。下肢筋力を鍛えることも重要で、特に股関節では股関節を外に広げる中殿筋を、膝関節では膝関節を伸ばす大腿四頭筋を鍛えることが必要です。毎日コツコツと筋力訓練を行うことで変形性関節症の進行を予防できるとされています。

変形性関節症の治療方法

保存治療

鎮痛剤の処方、湿布や塗り薬など外用剤の処方、ヒアルロン酸の関節内注射、リハビリテーション、装具の処方を行います。

保存治療で症状が悪化するときや病期が進行して末期の変形性関節症になると手術加療が必要となります。

手術加療

股関節と膝関節の代表的な手術加療として骨切り術や人工関節置換術などがあります。特に人工関節置換術は年々増加しており、国内でそれぞれ年間約8万人の患者さんが人工股関節置換術、人工膝関節置換術を受けているとされています。

当院でも年間約150人の患者さんが人工関節置換術を受けておられます。人工関節置換術を受けることで軟骨がすり減ることによる関節の強い痛みが和らいで歩きやすくなります。

 

人工関節置換術 手術支援ロボット

変形性関節症に対する人工関節置換術は患者さんにとって満足度の高い手術とされています。これまではX線やCTデータに基づき、医師自らの経験をもとに手術を行うことで、医師の技術に頼るところが多くありました。
そこで、精度の高い手術を安定して行うことを考え導入したのが「手術支援ロボット」です。

2025年度 手術支援ロボットを導入

手術支援ロボットによる人工関節置換術は、ロボットが医師の手術を支援することで下記のメリットが生まれます。

  • 正確に骨を切ることが可能となる。
  • 人工関節を的確な位置や角度に設置でき、靭帯のバランスを整える。
  • 重要な血管や神経や靭帯などを損傷する可能性が低くなる。
  • 人工関節の長期の耐久性が期待できる。

より安全性の高い正確な手術を行うことで、患者さんの術後の満足度向上に繋がります。

手術支援ロボット「Makoシステム(メイコーシステム)」を使用した手術の様子

外来担当表

9エリア
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一般整形外科 午前 1診 西脇
(初診)
9/22休診

杉本
(初診)

本原
(初診)
輪番
(初診)

八木
(初診)

2診

輪番
(初診)

八木
(再診)

三村
(股関節専門外来)
(第2・4週のみ)

西脇
(再診)
3診 本原
(再診)

今井(晋)
(肩関節専門外来)

江川
(再診)

杉本
(再診)
午後 1診 西脇
(関節)
9/22休診

本原
(手)

八木
(関節)
2診

担当医
(手外来)
(6/18 13~14時)

脊椎センター 午前 6診

西澤
(再診)

蝶勢
(初診)
9/3休診

西澤
(再診)

7診 北川
(初診)

蝶勢
(初診)
9/2休診

北川
(再診)

北川
(再診)

8診

蝶勢
(初診)
9/5休診

午後 6診   西澤
(再診)

蝶勢
(再診)
9/3休診

西澤
(再診)

★完全予約制
※月曜日~金曜日:受付10時30分まで



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