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放射線技術部

概要

特色

現在29名の診療放射線技師が在籍し、画像検査と放射線治療の業務を行っています。
さらに放射線管理及び機器管理を行い日々安全に業務が行えるよう、また放射線科医と共に依頼に対し目的に応じた検査・治療に応えられるよう、放射線科理念のもと努力しています。

理念

  1. 患者さんと職員の放射線被ばく低減に努めます
  2. 質の高い画像診断と治療の提供によりチーム医療に貢献します
  3. 前2項の達成のために、人間関係を大切にして全職員が協力し合います

主な機器一覧

資格・認定

 

放射線治療について

がんの放射線治療法は、がん部位を正確にとらえる画像診断装置(例えばCT・PET・MRI)の進歩に加え、そのがん組織に限局して放射線を照射する放射線治療装置により、近年極めて注目されています。
治療周辺の正常組織・臓器の機能形態を温存することができる放射線治療は、手術と比較して治療後のQOL(Quality of life:生活の質)が極めて良好です。
当院では各科と連携し、PET-CTやMRI装置とともにがん診療を行う体制を整えています。

放射線治療の予約について(詳しくはこちら)

 

 

画像診断検査について

一般撮影検査・歯科パノラマ撮影検査

X線を使用し、胸部や腹部、全身の骨などを対象に撮影をおこないます。
肺野の状態・骨折の有無などの情報を得ることができる検査です。

X線透視撮影検査

X線を使用し、身体の中の様子をリアルタイムで観察する検査です。

骨密度測定検査(BMD)

X線を使用し、骨の密度を測定する検査です。

CT撮影検査

X線を使用し、骨や筋肉、臓器などの体内組織のX線吸収量の差を白黒の諧調として表示し、身体の輪切りを作成します。
薄いスライスで全身を撮影することができ、心臓の血管・全身の動脈・骨の3D画像検査などに対応しています。


腹部大動脈瘤


心臓血管 3D画像

低線量肺がん検診について

 

MRI撮影検査

強い磁気と電波を利用し、画像化する検査です。
臓器の形態や病巣を知ることができ、造影剤を使わず血管像を描出することもできます。

脳ドックについて

 

RI検査

微量の放射線同位元素を目印としてつけた医薬品を使用し、体内の機能を画像化して病気の診断を行う検査です。


脳血流シンチグラフィ

脳血全体の血流量を観察し、脳梗塞・認知障害などの治療方針・効果判定に役立つ検査です


骨シンチグラフィ

がんの骨転移・外傷による微笑骨折など、X線検査ではわかりにくい様々な骨の状態を調べる検査です


心筋血流シンチグラフィ

心臓の状態や動きを調べ、狭心症や心筋梗塞などの病気の有無や、その程度を診断します

 

PET検査

主にブドウ糖によく似た性質の放射性医薬品を使用して、体内からの放射線を測定し、ブドウ糖代謝を画像化した検査です。
糖代謝によるがんの発見と形態をみるCT画像との融合でより正確な診断ができます。

アミロイドPET-CT検査

アミロイドPET-CT検査は、アルツハイマー型認知症の原因物質と考えられているアミロイドβプラークが、脳内に溜まっているかどうかを画像で確認できます。
アミロイドβプラークの蓄積の有無や程度を知らべることにより、認知症をより正確に区別・評価することが可能で、治療薬の選択や治療方針に役立つと考えられています。

 

PET健診について

 

乳房撮影検査・マンモトーム生検

乳房を圧迫して撮影することで、早期乳がんのサインである微笑石灰化・腫瘍を写し、診断するための検査です。
病変部の組織を採取して、より正確な診断ができるマンモトーム生検もおこなっています。


マンモグラフィ



患者さんの不安や負担を和らげる機能性を備
えたマンモグラフィ装置で撮影しています。
デジタル・ブレスト・トモシンセシス撮影やマンモ
トーム生検にも対応しています。


当院では
『マンモグラフィ検診施設・画像認定』
を取得しています。

乳がん健診について

 

血管造影検査

カテーテルと呼ばれる細い管から造影剤を注入し、心臓・脳・胸部・腹部・末梢血管などの血行動態や機能形態の評価・診断を行う検査です。


左冠動脈狭窄


脳血管動脈瘤


腹部大動脈瘤

画像診断検査の予約ついて(詳しくはこちら)

 



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