EMERGENCY MEDICAL CENTER
地域の救急医療を支え、
いのちを守る。
淡海医療センター救急医療センターは、
24時間365日、地域の皆さまに救急医療を提供しています。

当院は、湖南医療圏の中核病院として、この地域の住民の生命と健康を守るため、日夜救急医療センターにおいて医療を提供しています。
滋賀県から「救急告示病院」に指定され、さらには二次救急病院群輪番制病院として、地域における急性期医療の拠点病院としての救急医療を担い、緊急度・重症度の高い傷病者の受け入れと診療を行っています。
また、内科系・外科系・産婦人科の当直医を置き、専門科のオンコール体制も整備することで、様々な傷病に365日、24時間対応しています。
平成27年度からはドクターカーの運用を開始し、さらには令和4年度よりMobile CCU(心臓病専用救急車)を運行することで、治療を必要とする患者さんに迅速かつ円滑に医療行為を実施することが可能となりました。
また当院は、県内の災害拠点病院として、自然災害時や多重傷病者発生時などにおける災害医療の要として日頃より訓練を行い、さらに院内には専門的な訓練を受けた災害派遣医療チーム(DMAT)を編成し、災害発生時には専用車両で出動できるよう日々訓練を実施しています。
当救急医療センターでは、緊急症例のスムーズな受け入れと、安全・確実な治療と質の高い救急医療を提供することを目指し、関連する部門と緊密に連携を図り、より一層高度な医療を早期に提供できる体制を目指しています。
DATA
淡海医療センター救急医療センターでは、 地域の救急医療を支えるため、さまざまな救急医療活動に取り組んでいます。
2014年~2025年
| 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 救急患者数 | 12,617 | 13,139 | 11,568 | 12,046 | 12,918 | 12,193 | 10,020 | 11,289 | 11,531 | 12,804 | 12,785 | 12,090 |
| 男性 | 6,342 | 6,670 | 5,791 | 5,946 | 6,333 | 6,039 | 5,094 | 5,890 | 5,687 | 6,394 | 6,505 | 5,806 |
| 女性 | 6,275 | 6,469 | 5,777 | 6,100 | 6,585 | 6,154 | 4,926 | 5,400 | 5,844 | 6,410 | 6,280 | 6,284 |
| 救急車件数 | 2,593 | 2,887 | 3,104 | 3,376 | 3,450 | 3,193 | 2,897 | 3,344 | 3,891 | 4,416 | 3,781 | 3,924 |
| walk in | 9,724 | 10,252 | 8,464 | 8,670 | 9,508 | 9,000 | 7,303 | 7,945 | 7,640 | 8,658 | 9,004 | 8,166 |
| 紹介人数 | 661 | 797 | 919 | 858 | 984 | 775 | 909 | 1,026 | 1,270 | 1,222 | 1,024 | 1,062 |
| 入院数 | 1,866 | 1,971 | 2,337 | 2,428 | 2,589 | 2,777 | 2,810 | 3,062 | 2,902 | 3,047 | 2,896 | 3,065 |
| 救急車入院 | 955 | 1,004 | 1,193 | 1,268 | 1,320 | 1,450 | 1,454 | 1,538 | 1,650 | 1,756 | 1,629 | 1,719 |
2014年~2025年

2014年~2025年

2020年度~2025年度
| 年度 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年度 | 99.8% | 99.6% | 97.2% | 98.3% | 98.7% | 99.6% | 99.2% | 98.8% | 97.2% | 96.1% | 97.0% | 97.5% | 98.2% |
| 2021年度 | 99.2% | 99.3% | 99.6% | 97.6% | 98.2% | 98.1% | 99.0% | 98.4% | 99.3% | 98.1% | 98.7% | 97.3% | 98.6% |
| 2022年度 | 97.9% | 98.7% | 98.0% | 98.2% | 98.6% | 97.7% | 99.3% | 99.3% | 97.4% | 95.9% | 99.0% | 99.4% | 98.3% |
| 2023年度 | 98.4% | 98.4% | 98.2% | 98.4% | 97.7% | 97.8% | 97.7% | 98.8% | 97.5% | 97.2% | 96.4% | 98.1% | 97.9% |
| 2024年度 | 98.7% | 97.3% | 99.7% | 98.0% | 98.6% | 99.0% | 98.7% | 99.0% | 98.9% | 96.9% | 94.1% | 98.7% | 98.1% |
| 2025年度 | 98.7% | 97.6% | 98.5% | 98.8% | 97.8% | 99.1% | 96.9% | 97.6% | 98.6% | 98.5% | 93.6% | 96.6% | 97.7% |
2021年度~2025年度
| ドクターカー | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 要請件数 | 473 | 322 | 517 | 598 | 598 |
| 出動件数 | 270 | 204 | 340 | 391 | 402 |
| キャンセル | 203 | 118 | 177 | 207 | 197 |
2021年度~2025年度

2021年度~2025年度
| ドクターカー | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 自院搬送 | 166 | 121 | 196 | 195 | 214 |
| 他院搬送 | 104 | 83 | 144 | 196 | 189 |
| 搬送率 | 61.5% | 59.3% | 57.6% | 49.9% | 53.4% |
2021年度~2025年度


救急医療センターは、令和4年3月より診療体制を一新し、藤井センター長を筆頭に、職員が一丸となって救急診療に携わっています。
救急受診される患者さんの他、近隣医療機関の先生方からの救急対応患者さまのご紹介を積極的にお受けし、また、直接先生とお話をする上で、患者さまの円滑な受け入れに心がけています。
救急医の初療後には各診療科の医師と連携し、専門的な治療への移行を迅速に行い、病態の変化にあわせた治療を進めています。
救急医療センターに従事する看護師や救急救命士など、日々の修練を積み重ね、知識や技術の向上に取り組んでいます。
また、研修医や看護学生、消防局からの救急救命士などを積極的に受け入れ、救急医療に携わる人材の育成に取り組んでいます。
トリアージとは、傷病者の緊急度や重症度に応じて治療の優先順位を決定し、選別を行うことです。
医療資源の有効活用や、より質の高い医療を提供することを目的に、一般の救急現場においても取り入れられるようになりました。
一次救急、二次救急の受け入れに際し、適切なトリアージが重要になっています。
そのため、当院の救急外来では、受診されたすべての患者さんに対して、看護師が一定の基準に基づき「院内トリアージ」を実施し、緊急度の高い患者さんから診療を行うなど効果を発揮しています。
緊急度・重症度の高い患者さんを優先して診療することで、安全で適切な救急医療の提供に努めています。
皆さまへのお願い
救急外来では、緊急度・重症度によって受付の順番と診療の順番が前後したり、お待たせする場合があります。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
2016年4月の診療報酬等改定により、「初期の治療は地域の医院・診療所(かかりつけ医)で、高度・専門治療は病院で行う」という医療機関相互の役割分担及び業務連携の推進を目的として、厚生労働省により制定された制度です。
このような目的を踏まえ、当院では、他の医療機関等の紹介状なしに受診いただく場合は、この選定療養費をご負担いただくことになっております。詳細は、こちらをご確認ください。

ドクターカーは消防機関からの要請により、救急科医師と看護師、運転手、運転補助者の4名がドクターカーに同乗し、患者さんのおられる現場や救急車との合流地点まで緊急走行を行います。
重症度が高かったり、緊急度が高い救急患者さんのところへ赴き、早期の医療介入をすることで救命率の向上や後遺症の軽減などを目的としています。
救急科医師と看護師らが現場へ向かいます
救急隊と連携し、早期の医療介入を行います
当院は、湖南医療圏の救急医療の中核病院として、今まで以上に地域医療に貢献し、救急患者さんの生命を守ることを目的として、平成27年4月からドクターカーの運用を開始しました。
湖南医療圏においては、先発の済生会滋賀県病院と連携し、湖南地区の救急医療を推進しています。
さらには、令和5年3月より、大津医療圏においてもドクターカーの運行を実施し、大津市消防局との連携を図り、垣根を越えての救急医療を推奨しています。

Mobile CCUとは、「Mobile Coronary Care Unit」の略で、当院が県内で初めて導入した心臓病専用救急車です。
心臓の筋肉に酸素やエネルギーとなる栄養を届ける重要な血管である冠動脈が狭くなったり閉塞したりすると狭心症や急性心筋梗塞となり、できるだけ早い高度な治療が必要になります。
連携医療機関でこのような患者さんが発生した場合、循環器内科専門医と救急医療センターの経験豊富な看護師が同乗し、患者さんをお迎えに行きます。
救急蘇生に必要な医療器具や薬剤を装備しており、搬送中の急変にも対応します。また、病院と連絡を取りながら搬送することで、早期の治療開始につなげます。
当院では、心疾患による死亡率減少を目的として、Mobile CCUを駆使して、地域チーム医療としての役割を果たしてまいります。心疾患の患者さんまたは心疾患の疑わしき患者さんがいらっしゃいましたら、どうぞご連絡をお願いいたします。
開業医・医療機関等からの要請に対応しています。
一般患者さんからの直接の要請はお受けできません。

当院は、災害拠点病院として、自然災害時や多重傷病者などが発生する事態における災害医療に備え、日頃から訓練を行っています。
院内には専門的な訓練を受けた災害派遣医療チーム(DMAT)を編成しています。
災害発生時には迅速に活動できるよう、平時から訓練と体制整備に取り組んでいます。
令和8年熊本地震派遣メンバー
活動風景
自然災害や多数傷病者が発生する事態に備え、関係する部門と連携しながら、災害時にも必要な医療を提供できる体制づくりに取り組んでいます。

| 名前(フリガナ) | 藤井 応理(フジイ マサノリ) |
|---|---|
| 役職 | 副病院長 救急医療センター センター長 |
| 専門分野 |
虚血性心疾患 心不全 |
| 学会専門医・認定医 | 日本内科学会内科認定医・指導医 日本循環器学会循環器専門医 日本循環器学会AHA-ACLSインストラクター |

| 名前(フリガナ) | 戸川 剛(トガワ タケシ) |
|---|---|
| 役職 |
副病院長 |
| 専門分野 | 消化器がん(胃がん、肝がん、直腸がん・骨盤内高度進行がん) 肥満代謝外科 |
| 学会専門医・認定医 |
日本外科学会専門医・指導医 |
| 名前(フリガナ) | 大槻 秀樹(オオツキ ヒデキ) |
|---|---|
| 役職 | 部長 心療内科 部長 |
| 専門分野 | |
| 学会専門医・認定医 | 日本救急医学会救急科専門医 精神保健指定医 |
| 名前(フリガナ) | 岸森 健文(キシモリ タケフミ) |
|---|---|
| 役職 | 医長 循環器内科 医長 |
| 専門分野 | カテーテル治療 循環器救急(Mobile CCU) |
| 学会専門医・認定医 | 日本内科学会認定内科医 日本心血管インターベンション治療学会認定医 AHA BLS インストラクター |