看護局の取り組み

統括看護部長メッセージ

誠光会理事 統括看護部長
淡海医療センター院長特別補佐 伊波早苗SANAE IHA

感性・知識・技術を育み
一人ひとりの看護の夢を実現

淡海医療センターは、420床の急性期治療と回復期リハビリテーションをおこなう病院です。手術や薬物治療などを受けられる方々の、病気・治療からの回復を促進し、退院後の生活に向けての自己管理を支えていくという重要な看護の役割があります。淡海医療センターは患者さんの価値やニーズを尊重する患者志向の病院を目指しています。患者志向の医療を実現するために、看護職である私たちは、常に、患者さんに関心を向けて、患者さんらしさを大切にしたケアを創造し、提供していきたいと考えております。

新人の皆様には一人一人のプリセプターがつき、毎日のパートナーの先輩、必要なケアを助言してくれる臨床リーダーが、日々ケアの指導をしながら、皆様を支えてくれます。私たちと一緒に看護師として学び、ともに成長していきましょう。

 

 

 

理念・基本方針・実践モデル

淡海医療センター看護部理念

疾患・治療からの回復を促進し、患者さんにとっての「安心」と「やさしさ」を提供できる看護を目指します。

 

基本方針

  1. 専門職としての知識、技術、態度を身につけ、安全で質の高い看護を提供します。
  2. 自己研鑚、教育、研究能力を養い、看護の質向上に努めます。
  3. 笑顔を忘れずに、心のこもった優しい看護を提供します。
  4. 互いの人格を尊重し、良好な人間関係を築き、チームの力が最大限に発揮できることを目指します。
 

これが私たちの目指す看護です

実践モデル

 

取り組みの特徴

1.働き続けられる職場づくり

『多様な働き方』を支援するために、常に新しいことに取り組み、チャレンジし続けています!
取り組みの特徴

 

仕事と家庭の両立を支援します!

32時間常勤制度

仕事と家庭の両立を支援します!

育児や介護の事情で常勤で働くことができなくても、フレキシブルな働き方で、仕事と家庭の両立をサポートします。

夜勤免除制度

夜勤免除制度

子育て中のママ・介護をしている方の力になります!

子育てや介護など個々の事情に応じて、夜勤ができる条件が整うまで、日勤勤務で活躍できる環境を支援します。

院内兼業制度

院内兼業制度

働く一人ひとりのワークライフバランスを支援します!

個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる環境を提供するとともに、他部署での経験を通して、ケアスキルを磨くこともできます。

便利ツール・便利アイテムを活用した負担軽減・ワークライフバランスの実現

HRジョイント

  • バイタルサインが自動で電子カルテに入力!
  • 記録時間が短縮!
  • 入力ミスがなく安心!

ユニフォーム2色制導入

  • 勤務者がすぐにわかる!
  • 残業時間の削減に効果あり!

1人1台スマホ貸与

  • 医師との連絡がスムーズ!
  • グループ機能で情報共有!
  • 翻訳機能で外国人対応!
  • 研修動画や看護手順がいつでも見られる!
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進

コマンドセンター

電子カルテのデータを分析、可視化!
  • News scoringで急変リスク患者を 特定し、早期に対応ができる!
  • 忙しい病棟を瞬時に把握して、応援体制がいつでもとれる!

新しいナースコールの開発

  • 患者さんと動画通話ができる!
  • どこで、誰が、何に困っているのか、看護師全員が瞬時に把握できる!

外来DX

  • 1時間後に外来のどこが混雑するか見える!
  • 採血・診察待ち時間を1分ごとにリアルタイム表示!

2.安全と質が担保された看護を提供できる環境づくり

入院から退院までのケアプロセスを支援する”臨床リーダー“の配置
臨床リーダーの位置づけ

臨床リーダーの活動
  1. 個々の患者に提供されているケアプロセスを管理し、ケアマネジメントを行う
  2. 活動場所の中心はベッドサイド
  3. 病棟ごとに臨床リーダー1名と業務リーダー1名を配置
臨床リーダーの役割
  1. 入院患者に行われている治療内容と問題点を把握する
  2. 患者状態と行われているケアが適切であるかを確認する
  3. 退院支援に関する問題解決プロセスとアウトカムを実現する
  4. 受け持ち看護師の能力を把握し、患者ケアに支障を来たすことのないように支援・補完する
  5. 患者状態に関連する重要事項が、次勤務者へ適切に伝達されているかを確認する
  6. 業務リーダーとの密なコミュニケーションによって、安全で効果的・効率的に「ケアの質管理」を行う
  7. 適切な看護ケアが提供できるように、メンバーへの教育的・支援的かかわりを行う
急変リスクをリアルタイムに把握

News Scoring

重症患者にフォーカスした対応状況を可視化
  • 急変リスクを判断し、医師への報告を迅速に行うことができる
  • 変化する患者状態を把握し、状態に応じた治療を提供することができる

朝礼で重症患者の共有

  • 毎朝の申し送りはNews scoringで重症患者を共有する
  • ベッドサイドカンファレンスの対象患者を選定し、患者状態を共有できる

 

診察前問診・検査説明センターで外来患者の状態を早期にキャッチ!
  • 問診・検査説明を落ち着いた環境で行うことにより、患者さんに安心を提供します。
  • 診察前の体調の変化にいち早く気づくことで、患者さんの安全を守ります。