厚生労働省大臣が定める掲示事項
1. 食事療養費・生活療養標準負担額
当院は入院時食事療養(Ⅰ)及び入院時生活療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
2. 施設基準について
当院は近畿厚生局に以下の施設基準の届出を行っています。
(1)基本診療料にかかる届出
(2)特掲診療料にかかる届出
3. 入院基本料について
(1)地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟1の施設基準を取得し、日勤・夜勤あわせて入院患者13人に対して1人以上の看護職員を配置しています。
また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち患者数 |
---|---|
朝9時30分~夕方17時30分 | 4人以内 |
夕方17時30分~朝9時30分 | 23人以内 |
また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち患者数 |
---|---|
朝9時30分~夕方17時30分 | 8人以内 |
(2)療養病棟入院基本料
療養病棟入院基本料1の施設基準を取得し、日勤・夜勤あわせて入院患者20人に対し、1人以上の看護職員を配置しています。
なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち患者数 |
---|---|
朝9時30分~夕方17時30分 | 6人以内 |
夕方17時30分~朝9時30分 | 24人以内 |
また、入院患者20人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち患者数 |
---|---|
朝9時30分~夕方17時30分 | 6人以内 |
病室は4床以下で、病室の面積は患者1人につき6.4㎡の広さを有しています。機能訓練室を有しており、必要は機械・器具等を備えております。
4. 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文章によりお渡ししています。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしています。
5. 個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書(外来・入院医療費明細書)を無料で発行しております。
また、公費負担医療受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行いたします。なお、明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されておりますので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は会計窓口にてその旨をお申し出ください。
6. 保険外負担に関する事項について
(1)入院期間が180日を超える入院について
健康保険法等の規定により同一の疾病又は傷病による通算入院期間が180日を超えて入院されている患者さん(難病や重症等の厚生労働省で定められた疾病や状態を除く。)については、入院医療費の基本点数の一部(通算入院基本点数の15%)が保険給付から外されることが定められています。当院では、入院1日につき920円(税込)を自己負担していただくことになります。対象となる患者さんには、事前にご連絡いたします。
(2)特別療養環境の提供
当院では有料個室の設定もございます。詳しくは個室一覧表をご確認ください。なおその他の部屋につきましては差額ベッド料金をいただいておりません。
特別の療養環境(差額室料)を提供する部屋一覧
(3)その他保険外にかかる負担
文書料金一覧
自費請求項目一覧①
自費請求項目一覧②
自費請求項目一覧③
11月料金改定←準備中
7. 医療DX推進に関する事項及び情報の取得・活用等について
- 当院は、医療DX を通じた質の高い診療提供を目指しております。
- オンライン請求を行っております。
- オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DX を通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取組を実施してまいります。
8. 歯科初診料について
当院では院内感染対策の指針に基づき、院内ラウンド等を行い、院内感染防止対策を実施しています。また医療機器の洗浄、滅菌等、院内感染防止対策を行っております。
【機器名】滅菌オートクレープ、消毒器、感染防止ユニット
9. 歯科外来診療医療安全対策加算1の施設基準に関する掲示
当院では医療安全管理、院内感染対策、医薬品・医療機器の医療安全対策に関わる管理、医療安全対策に関わる研修への参加、 院内の職員に対する研修を実施しています。
【装置器具名】経皮的酸素飽和度測定器、自動体外式除細動器(AED)、酸素マスク、酸素ボンベ、血圧計、救急蘇生キット(エアーウエイ挿管チューブ アンビュ02カニューレ)、歯科用吸引装置
救急時には、各診療科と連携して対応します。
10. 患者相談窓口について
当院では「患者相談窓口」を設置しておりますので、診療内容に関すること、医療費に関すること、病気に関することなど患者さんの立場に立ち、問題解決のためのお手伝いをします。
11. 栄養サポートチームによる診療について
当院では、栄養状態の悪い患者さんに対して、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士など、さまざまな職種のメンバーにより、適切な栄養管理を行い、全身状態の改善に取り組んでいます。
12. 一般名処方(有効成分による処方)について
当院では、後発医薬品のある医薬品について、一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって、医薬品の供給が不足した場合であっても、有効成分が同じ複数の薬を選択することができ、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
13. その他
当院では、安全な医療を提供するために、医療安全管理者等が医療安全管理委員会と連携し、より実効性のある医療安全対策の実施や職員研修を計画的に実施しています。
当院では、感染制御のチームを設置し、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等をおこない、院内感染対策を目的とした職員の研修を行っています。また、院内だけにとどまらず、地域の高齢者施設や病院の感染防止対策の知識の向上のための活動を行っています。