がん検診

当センターでの胃がん(胃透視または胃内視鏡検査)、大腸がん(便潜血検査)、肺がん(胸部X線検査)、乳がん(マンモグラフィー)、子宮頸がん(頸部細胞診と経膣超音波検査)の受診者数、要精検率、かん発見率などは表に示す通りである。要精検者の精検受診率が80%以下の群もあり追跡調査を充実して精検受診率の向上に努めたいと考えている。

実績

表1  受診者数の年次推移

 人間ドック協会けんぽ健診定期健診住民健診特定健診合計
2019年度3,3483,5584,3112,3041,17514,696

2020年度

3,3412,6193,4741,05897911,471
2021年度

3,752

3,0874,1241,35481513,132
2022年度3,9413,1733,8901,19299413,190
2023年度4,1113,3974,2811,0051,04313,837

表2  がん検診の実績 (2023年度)

 胃がん
(胃カメラ)
胃がん
(バリウム)
大腸がん肺がん乳がん子宮頸がん
受診者数4,6612,5049,86213,6463,1172,923
要精検者数159263748924121
要精検数率(%)3.411.043.790.77.731
精検受診者数159202476421919
精検受診率(%)10076.9266.0471.990.8790
がん発見者数12

0

144171
がん発見率(%)0.2600.140.030.550.03
陽性反応的中度(%)7.5503.744.57.054.76

※ がん発見者数/要精検者数×100
 陽性反応的中度とは、がん検診で精密検査が必要とされた人の中で、実際にがんであった人の割合を示します。
この値が高ければ陽性反応の信頼性が高いと言えます。